普段、何気なく、目にする株価指数ですが、これはなにを基準にしているか、ご存知ですか?
たとえば、香港H株は2004年11月12日終値で4831ポイントです。
この数字の意味をすぐに答えられる方は、すでに相当な中国株通です。
答えは、2000年1月3日の株価を2,000ポイントとして、現在の指数(4831ポイント)を示したものです。つまり、2001年1月から4年間で約2.4倍に株価が上昇したと見ることができます。ただ、厳密には、指数対象銘柄の入れ替えなどがありますから正確ではありませんが、2000年に比べてどのくらい上昇したか雰囲気は分かります。
それでは、深センB株も同じように考えていいのでしょうか?
考え方はもちろん一緒ですが、基準が違います。深センB株は1992年2月28日の株価を100ポイントとして、現在の指数を出しています。ちなみに2004年11月12日は236ポイントですから、12年間で2.3倍になっているということです。
それでは上海B株も見てみましょう。1992年2月21日(100ポイント)を基準にしています。2004年11月12日の株価指数は84ポイントですから、いかに上海B株が長いこと低迷しているか、ということが伺えます。
それでは内藤証券のサイトに詳しい表が掲載されていますので、ご参考にしてくださいね。
| 項目 |
対象
投資家 |
上場企業数
(指数採用
銘柄は*)
|
時価総額
(億円) |
指数
(2003年12月31日引け値) |
指数の基準日 |
上海
市場 |
A株 |
国内
投資家 |
770 |
382,208 |
上海A株指数
1,569.12 |
1990年12月12日
(100ポイント) |
| B株 |
内外
投資家 |
54 |
5,256 |
上海B株指数
104.93 |
1992年2月21日
(100ポイント) |
深セン
市場 |
A株 |
国内
投資家 |
491 |
157,558 |
深センA株指数
393.47 |
1991年4月3日
(100ポイント) |
| B株 |
内外
投資家 |
57 |
6,929 |
深センB株指数
272.05 |
1992年2月28日
(100ポイント) |
香港
市場 |
メイン
ボード |
内外
投資家 |
852 |
766,874
|
|
|
| ハンセン |
内外
投資家 |
33* |
572,600 |
香港ハンセン指数
12,575.94 |
1964年7月31日
(100ポイント) |
| H株 |
内外
投資家 |
93
32* |
41,202 |
香港H株指数
5,020.18 |
2000年1月3日
(2,000ポイント) |
レッド・
チップス |
内外
投資家 |
73
27* |
138,545 |
香港レッド・チップ指数
1,427.71 |
2000年1月3日
(2,000ポイント) |
| GEM |
内外
投資家 |
185 |
9,825 |
|
|
|
注 : 指数はすべて時価総額加重平均。
注: 時価総額は1米ドル=106円、1香港ドル=14円、1元=13円で換算。
注: ハンセン、H株、レッドチップスの時価総額は2004年1月29日時点。
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表に記載された指数の基準を念頭に、現在の株価指数をご覧になると、いまの株価水準の高低が分かってきます。
ところで、2004年後半、元切り上げ観測から、中国、とくに香港への資金流入が強まっています。11月12日には、米国が利上げしたのに対し、中国の銀行は逆に預金金利を引き下げるという現象が起きました。米国が利上げしたのに、中国で利下げという事態になるのは初めてのことだそうです。
いかに中国国内でマネーが余剰状態になっているかを示す象徴的な出来事でした。
こうした現象に歩調を合わせて、中国株、香港も本土株も全面的に上昇しました。こうしたとき、私たち投資家は悩みます。買いに入るべきか、待つべきか。売るべきか、待つべきか。
優れた投資家は市場と反対の行動を取る。
私自身は、この原則を改めて心の中で繰り返し、そしてなお苦悩しています。
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「中国株二季報 2006年夏・秋号」
日本株でいう「四季報」に匹敵する「二季報」の2006年夏・秋号が発行されました。この種の本はいくつか発行されていますが、香港、上海、深セン各市場の上場企業を研究するのには一押しです。何よりも見やすく、データーが整理されています。しかも、解説も的を得ていて中国企業を分かっている人が書いているな、という感じがします。割安株はどれか、自分で研究したうえで、投資したいという中国株投資家にとっては必携の一冊です。 |
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