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みなさん こんにちは!
きょうは文化の日。お天気もすがすがしい秋晴れです。
こんな日は近所のお散歩でもして、ゆっくり読書でもしたいですね。
ところで、米国と中国、そして日本。いまや世界のマネーをかき集めるマネーセンター的存在ですが、中国株と外為投資を実践していると、各国金融当局の「宣伝戦争」がとても面白く感じます。
まず、米国です。
米国は年末までに海外の子会社が本国に利益など資金を送金すると税制を優遇する制度を導入し、米国にマネーを集めています。
当然、送金する際にドル需要が高まりますから、ドル高要因です。先日、米国は利上げを決定し、ドル高が進行していますが、こうした優遇税制もドル高を側面支援しそうです。
一方、中国はきのう、国有企業が傘下の上場企業から不当な資金吸収を阻止する行政指導に着手しました。これは企業の健全化を進めるうえで、不可欠な措置です。
中国株市場は上場企業の不透明感がまだまだ高いと見られています。こうした投資家の目を払拭し、他の株式市場より魅力的な市場にしないと、今後、世界中のマネーをかき集めることはできません。
ですから、今後は中国金融当局の知恵が試されてきます。もちろん、中国には固有の武器があります。そうです。人民元の変動幅の拡大、事実上の切り上げです。
しかし、そうした伝家の宝刀の切れをよくするためにも、市場と企業の健全化は一層進める必要があります。
さて、最後にわが日本です。
先日、東証のコンピューターがストップするという珍事がありました。午後から取引を再開しましたが、これは目先のお金の損得の問題以上に、東京証券取引所の国際的な信頼性を損ねる大変な問題です。
ただ、技術立国日本というイメージがありますから、何度も再発するというイメージは与えないとは思いますが、決済できなくなるというリスクを投資家に意識させてはいけません。
ところで、きのう、興味深いニュースがありました。
家計の金融資産、6%増の1085万円・リスク資産の比率上昇
金融広報中央委員会(事務局・日銀情報サービス局)が2日発表した2005年の「家計の金融資産に関する世論調査」によると、家計の金融資産の平均保有額は1085万円となり、前年比6.2%増加した。商品別にみると預貯金と郵便貯金で全体の6割弱を占めるものの、株式や投資信託などリスク資産の占める割合が上昇した。
調査は6月28日から7月8日にかけて全国約1万世帯を対象に実施し、回収率は32.4%だった。
家計の保有する金融商品のうち、株式の占める割合は7.9%となり前年より1.2ポイント上昇。投資信託は2.5%で1ポイント上昇した。一方、預貯金と郵便貯金の合計は58.1%と、同2ポイント低下している。
金融商品を選ぶ際に何を最も重視するかについて聞いたところ、「安全性」との回答は全体の48.3%で前年比2.8ポイント低下。一方で「収益性」との回答が14.7%と0.8ポイント上昇し、家計のリスク資産シフトが進んでいることを示した。(NIKKEI
NET)
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家計の金融資産が増えているという点ですが、一方で貯蓄なし世帯も過去最高の23%に増えています。それなのに家計の金融資産が増えているのは、富裕層がより資産を増やしているためです。
勝ち組と負け組みがはっきりする社会は貧富の差も広げています。
もうひとつ、このニュースで興味深いのは、家計のリスク資産シフトが進んでいるという点です。
銀行口座はあくまで決済口座として考え、証券会社に口座を開いてマネーにマネーを稼いでもらう感覚を強めているということなのでしょう。この感覚は私も一緒です。
問題は、どこで運用するか、という点です。国で言うと、日本か、米国か、中国などBRICsか。さらには株式か債券か為替か、それとも不動産か。それともプロに運用を委ねる投資信託や不動産投資信託か。外貨預金か。
もう金融商品がいっぱいで迷いますね。
最近は銀行や証券会社の業態の垣根も低くなって、銀行もリスクのある金融商品を積極的に販売するようになりました。
ただ、投資は自己責任の世界です。ですから、どうせ自己責任なら、他人にゆだねる信託より、手数料も安く、自分で研究して損得も自分で責任を取る投資が私は好きです。
いずれにしても、日本の金融資産は世界的にも莫大な大きさですから、この資産が、どの市場を魅力的と感じて、どこに向かうのか。とても興味深いですね。
最後に、お知らせです。
わずか10年間で4200パーセントのリターンを達成した伝説的投資家ジム・ロジャーズが、来年2006年1月7日(土曜日)に来日します!
昨年、来日した際、「21世紀はコモディティーの時代」という予言を残して去りました。その後、予言通り、原油先物相場は急騰し、世界的に商品先物は上昇しています。
天才投資家は、いま、どこの国、どの投資対象に興味を持っているのでしょうか?とても興味深いですね。私もぜひ講演を聴きに行こうかと思っています。
当日は会場は超満員になるでしょうね。ご興味のある方は聞いて損はないと思います。
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