あとがき

第三話です。
どうやら前作からちょうど3ヶ月もほったらかしてたようで。
…うう、ごめんちゃい。
今回はちょっと趣向を凝らして日記形式。
ネロス達の日常を書きたかったのですが、
普通に書くよりこっちの方が面白いんじゃないかと思ったので。
度重なる悪魔の襲撃にも負けず、お気楽な3人なのであった…。
それから、ネロス&遙の設定もやっと生かせました。
この第3話ですが、これから向かう人界編クライマックスとの対比
という意味でもなるべく明るい感じにしてみました。
今後の展開はほとんど決まっているので、
近いうちに第4話以降も書き上げるつもりです。ほんとだってば。
ちなみに、街では悪魔が襲ってこないということになっていますが、
それは気まぐれな火王ヴァルーガが事前にそういう輩を消しちゃってるからです。
では、何故悪魔が最近になって大挙してやって来るようになったのか?
…それは人界編に続く、魔界編で語られることになるでしょう。

ではこの話についてです。

橘遙:
今回は日記の書き手ということで、彼の一人称で進む。
相変わらず、女装好きの高級酒好き。
トウホウへの渡航は彼にとって大きな意味を持つ。
普段から色々(ネロス&シェリーの恋愛話も含めて)モノを考えているようだ。
ネロス・クリストフ:
人界編の主役だが今回は出番が少ない。
まあ話の形式上、仕方のないことだが…。
相変わらず、食い逃げ&ツケ踏み倒しの日々(一応働いてはいる)。
シェリーのラブラブパワーに押され、
最近では彼女のことが結構気になっている。
シェリー・クランツ:
新しく加わった(強引に)旅の仲間。
相変わらず、ネロス一直線なご様子。
本当はまじめでおっとりしている人なのだが、ネロスのことになると
暴走してしまい、セリフのあとに必ず『はあと』がついてしまう。
といっても、今のところ暴走モードばかりである。
次回こそ活躍します。
トレンチコートの男:
シェリーの上司。定期的に彼女の報告を受けている。
シェリーは彼のことをかなり尊敬しているようだ。
人界編にとって重要な人物で、次回活躍の予定。
当然、フツーのヒトではない。

人界編、あと2、3話で終了!ってまだ半分じゃん……。

2000.3.12

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