あとがき

すうの精神風景シリーズ、第53弾。
夢でみた情景を基に書いてみました。
”世界を滅ぼす力を持ち、世界に囚われている黒衣の少女。”
その瞳に浮かぶ寂しげな色が、目が覚めてからも
どうしても忘れられなかったんですよ。
それでなんとか小説にしたかったんだけど、
いくら考えても納得のいくストーリーが思い浮かばず、
結局一ヶ月以上悩み続けることに。
(その間、他のことは全く何も手に付かず…。)
そしてその果てにどうにかこうにか書き上げたのがコレです。
書く直前まで考えてたのはもっと長い話なんだけど、
全部書くと夢の中のイメージが薄れてしまいそうなので、
最終的には序盤部分だけを使うことにしたんです。
まぁ時間をかけて練った甲斐があって、
個人的には満足のいく出来になりました。
ちなみ続きの中盤&終盤部分は機会があったら清書してUPする予定。
でも、あくまでこのお話のおまけという位置付けなので悪しからず。

2004.7.9

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