最初のうちは石段の両側に土産物屋が並び、
いかにも神社の参道ってな感じを醸し出していました。
非常にローカルなたとえをするなら
大山阿夫利神社下社(in丹沢大山国定公園)の参道っぽい感じかな?
(こんなの分かる奴、絶対にいね〜)
しばらくすると大門が出現。
ここからはいよいよ境内です。
門をくぐるとがらっと雰囲気が変わり、神社らしくなりました。
参道の途中には無数の石灯籠、鳥居、小さな社がありました。
ちょっと階段が急になってきたが特に気にもせず登り、
20分ぐらいで金刀比羅宮御本宮に到着。
だが真の目的地はここではない。
二礼二拍手一礼をしてから更に上を目指す。
本宮から先の道は山の中のハイキングコースといった感じか?
紅葉にはまだちょっと早かったけど、
山の空気と神の息吹を満喫できました。
地図では本宮から奥社までは結構距離があるように感じられたけど、
周囲の緑と参道脇に点在する神社を眺めながら歩いていたら
意外とすぐに着きました。
私の体力もまだまだ捨てたもんじゃない…かも。
とはいえ、いろんなところをきょろきょろしてたせいで、
石段の一段目からは1時間ぐらいかかったけど。(涙)
山腹にある奥社は片側は絶壁、もう片側は断崖というロケーション。
絶壁には天狗とカラス天狗が彫られており、
断崖の方からは讃岐平野が一望できます。
ちょっと休憩したら下山開始。
御本宮まで下りてみると、ちょうど誰かの祈祷が始まるところだったので、
ちゃっかり見物させて頂きました。
神職さんの拍子木と笛、巫女さんの琴に合わせて
二人の巫女さんが扇と神楽鈴を手に舞うんだけど、
それがもう、冗談抜きでものすごく良かったです。
こういうのを間近で見たのは(多分)初めてだったけど、
本当に厳かで清らかで、身はもちろん、心まで引き締まるような感じでした。
時を越えて受け継がれる素晴らしき日本の伝統文化ですね。
……あ、ちなみに金刀比羅宮の巫女さんは全員紫袴
(正確には濃色(こきいろ)というらしい)ですよ。
てくてく参道を下り、大門の下の店でお土産を物色。
それから、「こんぴらうどん」なる店でうどんを食いました。
やっぱ香川にきたら讃岐うどんを食べなきゃね。
てなわけで今回はしょうゆうどんに挑戦。
つゆはなく、コシの強い麺のうえに葱、鰹節、揚げ玉が載っていて、
そこに甘めのしょうゆをかけて食べるんだけど、これが美味いんですよ。
このシンプルな味付けのおかげで麺自体のうまみが引き出されるみたいです。
判定は、にじゅうまる♪
さて無事に参拝は終わったけど、まだ時間が早かったし、
せっかく香川まで来たのでちょろっとドライブすることに。
で、何故か行き先は宇多津。
以前(ささみ先生の車で)行ったことのあるゴールドタワーの近くまで行き、
「世界のガラス館」なんかを見ての〜んびり。
そして辺りが暗くなり始めた頃に撤収開始。
いや〜、しかしこっからが大変だった。
帰りも善通寺から高速に乗ったんだけど、
夜の高速は初めてだったのでメチャクチャ恐かったよ。
暗くて道の先の様子が全然わからないし(特にカーブ)、
前の車のテールランプを見てても距離感を掴み辛いし。
ついでに途中で工事のために一車線になってるところなんかもあったしね。
そしてトドメはパトカー。
土居インターの近くでパトカーに後ろから抜かされたんだけど、
一瞬心臓止まりかけましたね。
幸いその時は、夜道が恐かったので遅めの車について90km/hぐらいで
走ってたから別に何事もなかったけど。
でも、それっぽいパトカーが新居浜インターの料金所で張ってたのを見て、
寒気がしました…。
高速を下りたらあとはもう寮まで一直線。
結局9時半過ぎに出発して、帰ってきたのは19時過ぎでした。
本日の走行距離は186km。もちろん自己ベスト更新♪
ついでに彗ちゃんでの愛媛県脱出も初めてでした。
いやはやものすごく充実した一日でしたよ。
やっぱし引き篭もってないでたまには出かけなきゃダメっすね。
次は高知か徳島か。頼むぜ彗の字!