オレンジフェリーでGO!


2006年10月17日(火)

新居浜太鼓祭りのおかげで会社が休みになったので大阪まで繰り出してみました。
で、今回はオレンジフェリーに初挑戦。
オレンジフェリーは新居浜東港、東予港と大阪南港を結ぶフェリーで、
一日3便(そのうち1便は神戸行き)運行中です。
15日の20:30頃に別子病院前から東予港行きの無料連絡バスに乗り、
21:20頃に東予港に到着。
新居浜東港からでもフェリーに乗れるんだけど、
新居浜東港行きの連絡バスはないので、東予港の方が便利なのです。
東予港に着いたら乗船名簿に必要事項を記入して乗船券を購入。
今回は「なにわビジネスパック」というお得なプランを利用しました。
往復の二等船室乗船券と行きの朝食券、大阪での地下鉄一日乗車券がついて
10200円とかなりリーズナブルです。(定価だと13700円)
ただし前日までの予約が必要で、
出発の翌日が土日祝日だと利用できないので要注意です。
港で待つことしばし。
21:50頃に新居浜始発のフェリーが東予港に到着し、22:10に乗船開始。
乗ってみると船内はかなり豪華で、ちょっとしたホテルのような趣きでした。
展望ラウンジ、レストラン、ゲームコーナー、カラオケルーム等々があり、
新居浜から乗った人達がすでにまったりとくつろいでました。
客層は老若男女と実に様々。
祭り休みを利用して出かける家族連れも結構たくさんいるようでした。
今回の部屋は下から2番目のランクの二等寝台。二段ベッド×4の8人部屋です。
(ちなみに一番下のランクの二等指定は大部屋に布団を並べて雑魚寝です)
それぞれのベッドはカーテンで仕切られていて、備品としては
電気スタンド、100Vコンセント、小さい網棚(150mm×230mmぐらい)、
ハンガー(ハンガー掛けの位置が低いのでスーツなんかは掛けられません…)、
浴衣があり、あとはベッドに枕&毛布。

自分の寝台でしばしくつろいでるうちに22:40に定刻通り出航。
出航してしばらくしてから展望風呂に行ってみたけど、これがなかなか立派でした。
洗い場6個にサウナ、水風呂があり、メインの湯船は泡+ジェットの複合式。
湯船の脇の大きな窓からは瀬戸内の夜景を見ることが出来ます。
風呂上りにはデッキに出てみました。
火照った身体に少し強い海風が心地良い。
見渡せば右に愛媛、左に広島(かすかにしか見えないけど)の夜景。
そして空には満天の星。
いや〜、思わず見とれてしまいましたね。

船は静かに波間を進み、16日の1:00頃に瀬戸大橋、4:20頃に明石海峡大橋の下を通過。
船の上からだと橋の全景を臨むことができます。
そしてその雄大さに改めて感激。
やっぱし巨大建造物にはロマンを感じるね。メガストラクチャー万歳。
ただ、闇の中に浮かび上がるが姿も非常に良かったんだけど、
今度は陽の光の中に映える姿も見てみたいですね。

さて空が白んできた6:00頃に船は無事に大阪南港に到着。
ただ、大阪南港では8:00まで船内で休憩することができるので、
時間いっぱいまで船にいました。
その間に朝ご飯、朝ご飯〜。
朝食はオーソドックスなバイキング形式で和食と洋食の両方が楽しめます。
ただ、オレンジジュースのかわりにポンジュースが出たり、
当たり前のようにじゃこ天が出たりするところが、なかなか素敵です。

8:00に船を追い出されてからはまぁいつも通りの大阪散策。
梅田と日本橋を徘徊し、しこたま買い物しました。
探してた同人誌も買えたしガッテン、ガッテン。

買い物が一通り終わったので、ちょっとちょっと早いけど大阪南港へ。
夕飯でも食べて待ってようと思ったんだけど……食べるところがねぇ〜!!
港の待合室にあるレストランは潰れていて、あとは小さな売店と自販機だけ。
港の外も目ぼしい店は見当たりませんでした…。(涙)
仕方がないので船が来るまで空腹に耐えてました。
そして22:10にようやく乗船。
船は基本的には行きと同じだけど、細部の構造が微妙に異なっていました。
(行きは「おれんじエイト」、帰りは「おれんじセブン」という船だそうな)
部屋に荷物を置いたら速攻で船内のレストランへ。
が、予想通りの大混雑。
みんな考えることは同じですねぇ。
結構待たされたけどなんとか腹ごしらえをし、その後は速攻寝てしまいました。
前の晩は橋を見るために夜中にちょくちょく起きてて睡眠不足だったからね。

寝てる間に船は着々と進み、17日の朝6:10に東予港に到着。
そんで6:20発の無料連絡バスに乗車。
そして7:00過ぎに無事別子病院前に到着。
いやはやなかなか良い旅でございました。
久しぶりにリゾート気分を味わうことができたしね。
新幹線で行くより安いことが分かったので、
次に大阪行くときもフェリーを利用してみようかな?


back