2001年G1観戦記

Last update on Dec 25 2001

このページは 2001年の G1レースを見た感想のページです。

フェブ高松宮皐月春天NマCダー安田宝塚
スプリン秋華秋天エ女マCSJCDJC阪神 3牝朝日杯有馬

(注)成績のカッコ内の数字は単勝人気。


フェブラリーS

枠順
2001.02.18 東京 ダ1600m 4歳上(混指) 定量 16頭  良
    8 15 (外) ノボトゥルー        牡5 57 ペリエ (5) 1.35.6
    3  6      ウイングアロー      牡6 57 岡部   (2) 1-1/4
    8 16      トゥザヴィクトリー  牝5 55 武豊   (4) アタマ
  ▲4  8 (父) サンフォードシチー  牡6 57 村山   (3) 3/4
  ◎5  9 (外) ゴールドティアラ    牝5 55 後藤   (1) 3/4
単 15   1,040円
複 15     330円, 6 170円, 16 280円
枠 3-8    840円
馬 6-15 2,130円
ワ 6-15   920円, 15-16 1,330円, 6-16 920円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ ゴールドティアラ (4)
○ マンボツイスト (15)
▲ サンフォードシチー (5)
△ ファストフレンド (6)、ビーマイナカヤマ (9)

◎ゴールドティアラ。今週の調教で一番時計。迫力満点の追い切りだった。 前走根岸S は 4着に負けたが、それは 57kg を背負ってのもの。 定量 55kg なら巻き返しは十分ある。 ○マンボツイスト。オープン特別と平安S を連勝中。 東京ダート千六はスタミナも要求されるが、千八に実績があるのも好印象。 ▲サンフォードシチー。 当初は◎にするつもりだったが、みんな考えることは同じだったようで一番人気。 そこまでの自信はちょっとないので、ここまで落とした。 以下、去年の交流戦の実績十分のファストフレンド。 3年前、ガーネットS で 2着した時には ここまで出世するとは思わなかったビーマイナカヤマまで。 なお、ウイングアローは久々、トゥザヴィクトリーは初ダートということで切り。

【レース】 発走直前に岡部の自己申告によりウイングアローが検量やり直しという珍しい事態が起こったが、 発走時刻が少々遅れただけで大事には至らなかった。鞍に付ける鉛板を 400g 落としたらしい。 レースはレイズスズランとノボジャックが引っぱって前半 4F 47.1秒のハイペース。 サンフォードシチーは中団から、ウイングアローは後方 3番手。なんだか波乱の予感。 直線を向いてもサンフォードシチーはなかなか上がってこない。 ウイングアローはじりじり伸びてはいるが、これもちょっと。 そうこうしているうちに番手から先頭に踊り出て突き放したトゥザヴィクトリーが逃げまくる。 おいおい、まさか!? と思っているところへ馬群の中からすごい脚で伸びてきたのはノボトゥルー。 最後、ウイングアローとサンフォードシチーもようやくやってきたが時すでに遅し。 ノボトゥルーの完勝でペリエが同一 G1連覇を果たしたのであった。


高松宮記念

枠順
2001.03.25 中京芝1200m 4歳上(混指) 定量 17頭  良
  △6 12      トロットスター    牡5 57 蛯名   (1)  1.08.4
  ○7 13 (外) ブラックホーク    牡7 57 横山典 (3)  1/2
    8 18 (外) テネシーガール    牝4 55 山田和 (16) 2
    7 14 (外) ダイワカーリアン  牡8 57 北村   (13) アタマ
    4  7      メジロダーリング  牝5 55 武幸   (12) ハナ
単 12    290円
複 12    150円, 13 140円, 18 2,190円
枠 6-7   530円
馬 12-13 590円
ワ 12-13 290円, 12-18 6,540円, 13-18 8,890円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ ビハインドザマスク (14)
○ ブラックホーク (2)
☆ ゴールドティアラ (12)
△ ダイタクヤマト (8)、トロットスター (1)、タイキトレジャー (10)、
注 シンボリスウォード (6)

メジロダーリング、ユーワファルコン、テネシーガールといった先行馬により ハイペースになるのは必至。差し馬が台頭する展開になることにかける。 そこで◎ビハインドザマスク。 休み明け、G1実績がない点などが気にかかるところではあるが、 ハマッた時の破壊力は No.1 だと信じる。 ○ブラックホーク。既に7歳ではあるが力の衰えはまだないだろう。 前走で見せた末脚はなかなかの切れ味だった。中団から差してくることを期待。 ☆ゴールドティアラ。 芝実績があまりない上に最近はダートばかりを走っているが、この馬の末脚もあなどれない。 △トロットスターは充実一途の一番人気ではあるが、 中間一頓挫あった点から評価をここまで下げる。 △ダイタクヤマトは先行馬ということでここまで評価を下げたが 本格化した実力は軽視できない。 以下は藤沢厩舎の 2頭△タイキトレジャー注シンボリスウォードまで。 シンボリスウォードはワイドで買う。

【レース】 メジロダーリング、シンボリスウォードがペースを作る展開となった。 前半 3F は 33.5秒とちょいハイペースといったところ。 ビハインドザマスクは中団からやや後方に位置していた。 4角から直線を向いてもメジロダーリングが粘っている。 あれれ、なんだか前が残りそうな気がしてきた。後ろはどうした。 するとブラックホークがようやく上がってきた。後はビハインドザマスクだ。 おーのー、後ろでもがいてる... そうこうするうちに大外から伸びてきたのは 1番人気トロットスター。 ブラックホークとの叩き合いを制してついに G1タイトルを手に入れた。 去年の短距離王、ダイタクヤマトは直線伸びずに 8着どまり。 有力どころの明暗が分かれたレースとなったのだった。


桜花賞

枠順
2001.04.08 阪神 芝1600m 3歳牝(指) 定量 18頭 良
    4  8         テイエムオーシャン  牝3 55 本田  (1)  1.34.4
    7 13  (父市) ムーンライトタンゴ  牝3 55 四位  (4)  3
  ◎6 12         ダイワルージュ    牝3 55 北村  (2)  クビ
  ○8 16         ハッピーパス     牝3 55 岡部  (3)  ハナ
    2  3 B(父市) マイネカプリース   牝3 55 安藤勝(13) クビ
単 8      130円
複 8      100円, 13 190円, 12 130円
枠 4-7    460円
馬 8-13 1,080円
ワ 8-13   590円, 8-12 220円, 12-13 830円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ ダイワルージュ (3)
○ ハッピーパス (4)
△ フィールドサンデー (17)、リワードアンセル (9)、タシロスプリング (15)、 フローラルグリーン (14)

昨年の2歳牝馬チャンピオンにしてトライアルを圧勝、モノが違うと誰もが思うテイエムオーシャン。 私も強いと思うが、あえて今日は外すことにする。理由はない。 単なる「いないことにする作戦」である。 ◎ダイワルージュ。父サンデーサイレンス、母スカーレットブーケの血統は一流のもの。 前走アネモネSはクビ差の辛勝だったが見どころはあった。 阪神3歳牝馬S でついた 2馬身の差は必ずや縮まっていると信じる。 ○ハッピーパス。まだ1勝馬だが 2連続重賞2着と実績はある。 シンコウラブリイの妹という血統背景も十分。 以下、テイエムオーシャンを外したので手広く買う。 ダイワルージュの 6枠から上記の△がいる 2,3,5,6,7枠へ。

【レース】 「魔の桜花賞ペース」などと言われたのはもはや昔の話か。 逃げたタシロスプリングが作ったペースは 3F 36.0秒とかなりスローになった。 テイエムオーシャンは 3番手で迎えていたが、向こう正面でかかり気味。しめしめ。 ダイワルージュやハッピーパスは中団にいる。さあ伸びてくるのだ。 4角あたりでテイエムオーシャンが先頭をつかまえに行った。 ダイワルージュはなんと後方まで下がっている。おいおいおい。 結局、直線力強く抜け出したテイエムオーシャンが力の違いを見せつけて 3馬身差の圧勝。 2着にはほとんど最後方からすっとんできたムーンライトタンゴが入った。 ダイワルージュもなんとか持ち直して伸びてきたが 3着まで。 テイエムオーシャンの強さだけが目立った桜花賞だった。 オークスでは距離が長いということで不安視されそうだが、 これは買わないわけにはいかないだろう。


皐月賞

枠順
2001.04.15 中山芝2000m 3歳牡牝(指) 定量 18頭 良
  ◎4  7     アグネスタキオン   牡3 57 河内  (1) 2.00.3
    7 14 (市) ダンツフレーム    牡3 57 藤田  (3) 1-1/2
    1  1     ジャングルポケット  牡3 57 角田  (2) 1/2
    7 13     シンコウカリド    牡3 57 田中勝(7) 1-1/2
    1  2     ダービーレグノ    牡3 57 幸   (12) 1/2
単 7    130円
複 7    100円, 14 200円, 1 120円
枠 4-7  610円
馬 7-14 780円
ワ 7-14 310円, 1-7 150円, 1-14 390円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ アグネスタキオン (1)
○ ミスキャスト (6)
☆ シャワーパーティー (14)
△ ミレニアムバイオ (17)

◎アグネスタキオン。 祖母はオークス馬、母は桜花賞馬、兄はダービー馬、本馬はここまで無敗で三冠をも噂される馬、 そしてなんといっても自分のペーパーオーナー馬である。 この馬を本命にせずに誰を本命にするというのだろうか。自動的に◎。 ○ミスキャスト。 ノースフライトの仔。キャリア2戦だが大物感は十分。調教もよかったしパドックの気配も上々。 ☆シャワーパーティー。 兄のマイヨジョンヌのファンでした。前走休み明けで負けたが、その前はデビュー以来 3連勝。期待料込みで 3番手評価。 以下、△シャワーパーティーをちょっと押さえる。 さて、実は 2番人気のジャングルポケットが非常に恐い。 共同通信杯の末脚は強烈だったし調教もバッチリ。 オッズの関係からいうとひょっとしてこの馬から買うのが正解かもしれない。 でも今回は「いないことにする作戦」をとる。(最近こればっかり)

【レース】 ジャングルポケットが最内枠からのスタートでつまずいて出遅れた。 一方のアグネスタキオンは順調なスタート、先団につけた。 平均ペースで流れたレースは最後の直線の攻防となったが、 4角手前あたりでのアグネスタキオンの手ごたえはあまり良くなかった。ヒヤリとしました。 直線も危なげなく先頭に出て危げなく勝ったことは勝ったが、 これまでのようなインパクトは感じられなかった。調子悪かったんだろうか。 (勝ち馬にこんなこというのはなんだが)ダービーでは巻き返してほしい。 2着に入ったダンツフレームはマイラーかと思っていたがよく来た。 出遅れたジャグルポケットはなんとか3着までつっこんできて実力の一片は見せつけることができた。 スムーズな競馬ができたらやはりこの馬は恐い。ダービーでも軽視はできない。


天皇賞・春

枠順
2001.04.29 京都芝3200m 4歳上牡牝(指) 定量 12頭 良
  ◎1  1 (市) テイエムオペラオー  牡5 58 和田   (1) 3.16.2
    5  5 (外) メイショウドトウ    牡5 58 安田康 (3) 1/2
    8 12 (父) ナリタトップロード  牡5 58 渡辺   (2) 1/2
  △3  3      マックロウ          牡4 58 安藤勝 (8) 1-1/2
  △8 11      アドマイヤボス      牡4 58 後藤   (5) 1/2
単 1   200円
複 1   110円, 5 140円, 12 120円
枠 1-5 460円
馬 1-5 500円
ワ 1-5 230円, 1-12 190円, 5-12 310円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ テイエムオペラオー (1)
○ セイウンスカイ (12)
☆ アドマイヤボス (5)
△ サンエムエックス (10)、マックロウ (4)、エリモブライアン (9)、タガジョーノーブル (11)
注 エアシャカール (8)

◎テイエムオペラオー。 前走大阪杯でついに連勝が止まってしまったが、何といっても去年の実績がものすごい。 前走の敗因は体調と展開と距離であって、体調が戻ってきた今ここでは負けることはないだろう。 一度負けたことでオッズが上がるのは好都合。 ○セイウンスカイ。 3年前の 2冠馬が屈腱炎を克服し、1年6ヶ月ぶりに帰ってきた。 脚元に爆弾をかかえた上に長期休養明け。 常識では買える材料は何もないが、大ファンの馬だし潜在能力と奇跡を信じて○。 ☆アドマイヤボス。 ダービー馬の全弟。まだキャリア6戦ながら秘めた力はかなりのもの。 雨が降って滑る馬場になっても大丈夫そうだし、厚めに買いたい。 去年からオペラオー以外に負けていないメイショウドトウは距離の信用できないので消し。 阪神大賞典でレコード勝ちしたナリタトップロードは雨が降ってきたので消し。

【レース】 何がなんでも行くと言っていたタガジョーノーブルを差しおいて先頭を引っぱったのは 我らがセイウンスカイ。追いかけてきたタガジョーノーブルと共に大逃げとなった。 離れた 3,4番手にサンエムエックスとメジロランバート。 さらに大きく離れて有力どころがいる集団。 向こう正面でセイウンスカイが早くも力尽きた。おーのー大丈夫か? 3角手前でナリタトップロードが動いた。 テイエムオペラオーもムチを入れて追いかける。 直線入口ではメジロランバートが先頭に立ったものの、すぐにトップロードがつかまえた。 オペラオーはその後ろから迫ってくる。 一瞬、差が詰まらないかと思ったが、ここからのオペラオーは強かった。 外からトップロードに並びかけると抵抗も許さず突き放したのだ。 トップロードもよく頑張ったが、最後はメイショウドトウにも差されて 3着。 メイショウドトウは 5連続 G1 で 2着。しかも全部オペラオーに負けている。 もう笑うしかないだろう。 テイエムオペラオーは史上初の盾3連覇。G1 6連勝でシンボリルドルフに並ぶ 7勝目。 しかもすべてが G1中の G1 といっていいものばかり。すごすぎます。このまま勝ち続けてほしい。 なお、セイウンスカイは大きく遅れたものの何とかゴール。脚は大丈夫だろうか。


NHKマイルカップ

枠順
2001.05.06 東京芝1600m 3歳牡牝(混指) 定量 18頭 良
  B2  4 (外) クロフネ            牡3 57 武豊   (1) 1.33.0
    7 14 (外) グラスエイコウオー  牡3 57 村田  (13) 1/2
    4  8      サマーキャンドル    牝3 55 田中勝(12) 3
  ◎6 12 [地] ネイティヴハート    牡3 57 柴田善 (2) クビ
    8 17 (父) メジロキルデア      牡3 57 吉田  (10) 2
単 4      120円
複 4      110円, 14 1,510円, 8 1,100円
枠 2-7    720円
馬 4-14 6,880円
ワ 4-14 2,610円, 4-8 2,060円, 8-14 46,660円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ ネイティヴハート (4)
○ フジノテンビー (8)
☆ シャワーパーティー (9)
△ スティーマー (10)、エアヴァルジャン (15)
B クロフネ (1)

◎ネイティヴハート。 前走 NZT でわずかに破れたものの、 位置取りや仕掛けのタイミングの悪さを考えれば勝っていたに等しいレースだったと思う。 あの末脚がもう一度炸裂することを信じて本命。 ○フジノテンビー。 前走スプリングS は大敗(14着)してしまったものの、それまで 6戦6勝、 しかも中央の G2勝ち馬であることを考えれば軽視はできないと思うのだが、意外なほど人気がない。 狙い目とみて勝負。 ☆シャワーパーティー。この馬も皐月賞 15着で人気を落としているが、 デビューから 3連勝しているように実力はあるはず。 あとはエイトで調教1番手評価でかつ朝追い情報の矢印が上向いたエアヴァルジャン、 調教2番手評価のスティーマークロフネは間違いなく一番強いと思うが、いくらなんでも人気被りすぎではないだろうか。 でもやっぱり恐いので、ネイティヴハートと一緒に AB-WXYZ 馬券の軸とする。

【レース】 スタートのあまりうまくないクロフネが後方からとなった。ネイティヴハートも中団からやや後ろ。 前はグラスエイコウオー、サマーキャンドルとスティーマーが引っぱる展開で、 前半1000m が 59.4秒の平均ペース。 3角から4角にかけてクロフネが上がっていく。ネイティヴハートはその前だ。 しかし 4角で大きく明暗が分かれた。 外を回したネイティヴハートはふくれてきたキタサンチャンネルに押し出されたフジノテンビーによって 更に外を通らされた。クロフネは内を突いて馬群をうまくすり抜ける。 一方その時、前では伏兵グラスエイコウオーが一気に後続を突き放していた。 グラスエイコウオーはエイトの朝追い情報で上矢印が付いていたので押さえるか切るか迷った末に 最後に切った馬だ! おーのー。 残り 50m付近まで粘りに粘ったが、最後はジリジリ迫って差し切ったクロフネの勝利。 2着にはグラスエイコウオーが残って馬連 6,880円。あー悔しい。 4角で不利を受けたネイティヴハートもよくがんばったが 4着が精一杯。 今年はまだ一度も当たってないが、ここまでで一番悔いが残ったレースとなったのであった。
[教訓] 初心(朝追い情報重視)は忘れずに。


オークス

枠順
2001.05.20 東京芝2400m 3歳牝(指) 定量 18頭 良
  ○7 13     レディパステル    牝3 55 デザーモ(5) 2.26.3
  ◎1  1     ローズバド      牝3 55 横山典  (4) クビ
  △6 12      テイエムオーシャン  牝3 55 本田    (1) 2-1/2
  注3  6 (市) サクセスストレイン  牝3 55 木幡    (7) クビ
  △6 11 (父) オイワケヒカリ    牝3 55 小林淳  (6) ハナ
単 13   1,760円
複 13     300円, 1 210円, 12 130円
枠 1-7  3,450円
馬 1-13 4,860円
ワ 1-13 1,470円, 12-13 780円, 1-12 510円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ ローズバド (2)
○ レディパステル (1)
☆ アスクコマンダー (12)
△ テイエムオーシャン (3)、ダイワルージュ (13)、オイワケヒカリ (5)
注 サクセスストレイン (4)、ムーンライトタンゴ (6)、サマーキャンドル (18)

◎ローズバド。 熱発で桜花賞は回避したものの、前走フローラS(3着)でさりげなく見せた伸び脚は注目に値する。 前々走フィリーズレビューでフロック視された力は本物だろう。 調教も上々だったし本命。 ○レディパステル。 トライアルで僅差の2着、父トニービン、母父ブラッシンググルーム、そして騎手はデザーモ。 買わないわけにはいかないでしょう。 ☆アスクコマンダー。 好成績を納めている忘れな草賞勝ち馬。意外なほど人気がないし、狙う価値はある。 断然の1番人気テイエムオーシャンは、実力的にあっさり勝ってもおかしくないとは思うが、 なんだかんだ言っても距離の不安はぬぐいされない。そんな中で2倍を切る単勝オッズでは買いづらい。 押さえまでの評価。 以下、桜花賞で本命にしたダイワルージュ、 名前いまいちだが実力恐いオイワケヒカリ、 さらにサクセスストレインムーンライトタンゴサマーキャンドルまで。

【レース】 注目のテイエムオーシャンは先団に位置どった。折り合いもまずまずついているように見える。 ◎ローズバドは中団からやや後方、○レディパステルはさらにその後ろ。 よしよしそのまま落ちついて行ってくれよ。 逃げたラムタラ産駒アデレードシチーのペースは平均ペース。 4角から直線を向いたところでローズバドが先団に取りついてくる。 そして仕掛けが遅れたテイエムオーシャンをかわして先頭に踊り出た。しかも脚色はとってもいい。 さらに! その外から一緒に伸びてきたのはレディパステルではあーりませんか!! いよっしゃあ〜、そのままだそのままだそのままだ〜!! 馬連はもう当たりだ。 夢競馬ではローズバドの単勝を買っているから、あとはそのまま順番が変わらなければ言うことない。 ...と思っていたけど、ローズバドがクビ差交わされたところがゴールだった。 鞍上のデザーモは史上初の外国人騎手によるクラシック制覇。 今年は全然馬券が当たっていなかったので、久々に興奮できた G1 だった。


日本ダービー

枠順
2001.05.27 東京芝2400m 3歳(指) 定量 18頭 重
  ◎8 18     ジャングルポケット  牡3 57 角田
  △5  9 (市) ダンツフレーム    牡3 57 河内
    3  6 (市) ダンシングカラー   牡3 57 江田照
  △6 12    Bボーンキング     牡3 57 デザーモ
    8 17 (外) クロフネ       牡3 57 武豊
単 18   230円
複 18   120円, 9 170円, 6 910円
枠 5-8  330円
馬 9-18 560円
ワ 9-18 280円, 6-18 2,370円, 6-9 3,170円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ ジャングルポケット (1)
○ プレシャスソング (8)
▲ テンザンセイザ (6)
△ ルゼル (14)、ダービーレグノ (7)、ダンツフレーム (2)、ボーンキング (4)

PO馬の皐月賞馬アグネスタキオンが屈腱炎で戦線離脱してしまった今年のダービー。 外国産馬クロフネが NHKマイルC を勝って参戦してきたことで盛り上がりに欠けることは避けられたが、 本命は◎ジャングルポケット。 例年になくレベルの高い今年の 3歳においても、 アグネスタキオンにいい勝負を挑めるのはこの馬ぐらいだろうと思う。 さらに舞台が府中の 2400m とくればトニービン産駒のジャングルポケットしかあるまい。 ○プレシャスソング。 キャリアは浅いがスペシャルウィークのいとこという血統と重実績に期待して抜擢。 ▲テンザンセイザ。 京都新聞杯を勝っての参戦、毛色などが昨年のアグネスフライトにダブる。 以下、エイトの朝追いが良かったルゼル、破壊力のあるダービーレグノ、 皐月賞2着の実績あなどれないダンツフレーム、フサイチコンコルドの弟ボーンキングまで。

【レース】 逃げると思われたキタサンチャンネルのハナをテイエムサウスポーが叩いた。そして大逃げ。 井崎修五郎先生によると、前半 1200m のペースは重馬場にもかかわらず ダービー史上最速だった(かもしれない)らしい。 そんな中、中団に位置していたジャングルポケットが直線外を力強く抜け出して完勝。 直線中ほどまで勝馬に食い下がったダンツフレームが最後力尽き、皐月賞に続いて再び2着。 ジャングルポケットはウィニングランで相当やんちゃなところを見せていたのはご愛敬だった。


安田記念

枠順
2001.06.03 東京芝1600m 3歳上(国指) 定量 18頭 良
  注8 17 (外) ブラックホーク      牡7 58 横山典 (9) 1.33.0
    5 10      ブレイクタイム      牡4 58 吉田  (15) 1
    8 18      メイショウオウドウ  牡6 58 飯田   (7) 3/4
    7 14      シンコウエドワード  牡6 58 柴田善(14) 1-1/4
    6 11      ビハインドザマスク  牝5 56 松永幹(11) クビ
単 17      2,010円
複 17        570円, 10 2,510円, 18 600円
枠 5-8    11,230円
馬 10-17 120,600円
ワ 10-17  16,800円, 17-18 3,560円, 10-18 13,050円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ スティンガー (15)
○ ビハインドザマスク (5)
▲ フェアリーキングプローン (9)
△ マチカネキンノホシ (17)、エイシンプレストン (10)、ジョウテンブレーヴ (13)、テスタロッサ (16)
注 ヤマカツスズラン (12)、アメリカンボス (6)、ブラックホーク (1)

◎スティンガー。前走京王杯SC で見せた切れ味がもう一度炸裂すると見て本命。 ○ビハインドザマスク。こちらも切れ味十分。前走都大路S はすごかった(最内を突き抜けた)。 牝馬ワンツーでいただき。 ▲フェアリーキングプローン。前年の覇者に敬意を表して3番手。 以下、人気が割れているのでバラバラと買った。 フェアリーキングプローンとテスタロッサの外国馬同士の組み合わせも買った。

【レース】 1番人気フェアリーキングプローンが 9着に沈んだばかりか、6番人気までの馬がすべて2桁着順という体たらく。 一体何が起こったんだ? 勝ったのは、今までの先行脚質から一転後方待機策を取ったスプリントG1馬ブラックホーク(9番人気)。 最近は2着や3着の惜しいレースが続いていたが、これまでのうっぷんをすべて晴らすような 強烈な末脚を繰り出して念願のマイルG1勝利となった。 2着は先行策から最後まで粘りに粘った15番人気のブレイクタイムで、馬連配当はなんと 12万600円!! G1史上 2番目の高配当で開いた口が塞がらない結末だった。 (ちなみに史上 1位はスエヒロジョウオーの阪神3歳牝馬S の 12万740円)


宝塚記念

枠順
2001.06.24 阪神芝2200m 3歳上(国指) 定量 12頭 良
    3  3 (外) メイショウドトウ    牡5 58 安田康(2) 2.11.7
  ◎4  4 (市) テイエムオペラオー  牡5 58 和田  (1) 1-1/4
    5  6 (抽) ホットシークレット  セ5 58 柴田善(8) ハナ
  ☆7  9      ステイゴールド      牡7 58 後藤  (5) 1-1/2
    6  8      エアシャカール      牡4 58 蛯名  (3) 1-1/4
単 3   340円
複 3   120円, 4 110円, 6 410円
枠 3-4 200円
馬 3-4 210円
ワ 3-4 150円, 3-6 1,020円, 4-6 940円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ テイエムオペラオー (2)
○ アドマイヤボス (6)
☆ ステイゴールド (4)
△ ミッキーダンス (12)

◎テイエムオペラオー。もはや何も言うことはありますまい。 ここを勝つと G1 を 8勝。ついにあのシンボリルドルフの G1勝ち数を超えることになる。 2200m という距離ではメイショウドトウが怖いけどまたいつも通り退けてくれるでしょう。 結局2強で決まりそうだとは思うものの、あまりにも安くて買えません。 そこで○アドマイヤボス。 天皇賞では5着と遅れをとったものの、鞍上デザーモとくれば良血爆発の可能性に賭けてみたい。 ☆ステイゴールド。戦前の後藤の強気のコメントに期待。

【レース】 4コーナーで他馬に寄られて外に振られる大きな不利を受け、 テイエムオペラオーがついにメイショウドトウに破れてしまった。 正直言ってあの不利がなければきっちりメイショウドトウを差し切ってくれたと思っているが、 これも競馬だ、仕方がない。 最後ホットシークレットをかわしたところがオペラオーの強さだと思う。 皇帝ルドルフ超えは秋のG1で果たしてもらおう。


スプリンターズS

枠順
2001.09.30 中山芝1200m 4歳上(国指) 定量 12頭 良
    4  4      トロットスター      牡5 57 蛯名   (4) 1.07.0R
    2  2      メジロダーリング    牝5 55 田中勝 (3) クビ
  ○7  9 (父) ダイタクヤマト      牡7 57 江田照 (2) ハナ
  △6  7 (外)Bシンボリスウォード  牡6 57 後藤   (9) 1/2
  注3  3 (外) ジョンカラノテガミ  牡6 57 佐藤哲(10) アタマ
単 4     810円
複 4     270円, 2 200円, 9 120円
枠 2-4 2,950円
馬 2-4 3,000円
ワ 2-4 1,030円, 4-9 510円, 2-9 390円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ ゼンノエルシド (10)
○ ダイタクヤマト (3)
△ ビハインドザマスク (6)、シンボリスウォード (4)
注 ジョンカラノテガミ (5)、フィールドスパート (9)

◎ゼンノエルシド。前走、京成杯AHのレコード勝ちは鮮烈だった。 重賞初勝利ながら 2着以下に 4馬身の差をつけた内容は優秀。 1200m戦は初挑戦だが、未知の魅力にかけて本命。 ○ダイタクヤマト。前年最下位人気であっと言わせた馬だがその後はスプリント路線の主役として開花。 ゼンノエルシド同様、好位から抜け出して単まであるか。馬券はこの 2頭が本線。 以下は差し馬を押さえる。。

【レース】 実力は認めるものの、休み明けと調教いまいちということで切ってしまったトロットスターが 逃げ粘ったメジロダーリングを最内から捕らえて突き抜け、レコード勝ち。正直言って参った。 トロットスターはこれでスプリントG1春秋連覇。今年の最優秀短距離馬を確実なものにした。 メジロダーリングは直前の乗り替わり(吉田豊→田中勝)にも関わらずよくがんばった。 ダイタクヤマトも最後よく伸びたがハナ差扱ばず 3着。ちょっと残念。 本命ゼンノエルシドは4角で内を突いて一瞬「来る!」と思わせたが残り 200m 全く伸びずに10着惨敗。 キャリア不足かやはり一流のスペシャリスト達にはかなわなかったか。いずれにしても今後の動向に注目だ。


秋華賞

枠順
2001.10.14 京都芝2000m 3歳牝(混指) 定量 18頭 良
  ◎1  2      テイエムオーシャン  牝3 55 本田   (1) 1.58.5
  ○5  9      ローズバド          牝3 55 横山典 (2) 3/4
    3  6      レディパステル      牝3 55 蛯名   (3) 2
  注5 10 (市) サクセスストレイン  牝3 55 木幡   (8) クビ
    8 18 (父) ショウナンバーキン  牝3 55 横山義(16) 1-1/4
単 2   240円
複 2   110円, 9 130円, 6 130円
枠 1-5 590円
馬 2-9 660円
ワ 2-9 260円, 2-6 270円, 6-9 320円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ テイエムオーシャン (1)
○ ローズバド (2)
△ ダイワルージュ (9)
注 アドマイヤハッピー (11)、タイムフェアレディ (8)、シャイニンググラス (16)、サクセスストレイン (4)

◎テイエムオーシャン。桜花賞の勝利は圧巻だった。実力は間違いなく超一流。 唯一の不安点はオークス以来の休み明けという点だが、能力の違いでなんとかしてしまうだろう。 ○ローズバド。実はテイエムとどちらを本命にするか最後まで迷った。 実際、当日直前まではこちらが本命の予定だったが、パドックでテイエムがあまりにも良く見えたので こちらを対抗とした。これまでの5回のうち4回が万馬券という波乱のレースだが今年は堅く収まると思う。 以下は△ダイワルージュにも期待し、穴をあけそうな馬たちを押さえる。

【レース】 ローズバドがスタート直後につまづいて最後方から。目を覆ってしまった。 向こう正面、テイエムオーシャンは先頭から 3番手を折り合いぴったりで進む。 ローズバドは相変わらず最後方のあたりを進んでいる。ううむ、テイエムはいけそうだがローズバドは... 4角でテイエムオーシャンが前の 2頭を外から持ったまま交わしていく。 そしてローズバドはなんと最内を突いた。しかもそこから一気に差を詰めていく。 おおお!? これは来るか?
テイエムオーシャンは既に抜け出している。ローズバドもついに 2番手に上がった。 外からレディパステルとサクセスストレインが迫ってきて一瞬ヒヤッとしたが結局そのままゴール。 久々の本線的中となった。


菊花賞

枠順
2001.10.21 京都芝3000m 3歳牡牝(指) 定量 15頭 良
    2  2      マンハッタンカフェ  牡3 57 蛯名   (6) 3.07.2
    6 10      マイネルデスポット  牡3 57 太宰  (11) 1/2
  ◎5  8 (外) エアエミネム        牡3 57 松永幹 (3) 3/4
    7 13      ジャングルポケット  牡3 57 角田   (1) 1-1/4
  ○6 11 (市) ダンツフレーム      牡3 57 武豊   (2) 3/4
単 2     1,710円
複 2       440円, 10 1,770円, 8 230円
枠 2-6   1,620円
馬 2-10 46,210円
ワ 2-10  6,690円, 2-8 1,220円, 8-10 4,910円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ エアエミネム (3)
○ ダンツフレーム (5)
△ テンザンセイザ (9)、チアズブライトリー (7)

◎エアエミネム。前走札幌記念でダービ馬ジャングルポケットを寄せつけなかった。 現在4連勝中。父デインヒルというのが 3000mでどう出るかだが瞬発力は一級品。 確たる逃げ馬がいない今回も十分チャンスがあるだろう。勝てば初の外国産菊花賞馬だ。 ○ダンツフレーム。対抗としてこの馬にするかジャングルポケットにするか悩んだが、 ジャングルポケットは父トニービンのダービー馬ということとでどうもウイニングチケットの香りがする。 つまり3着止まり。鞍上に武豊を迎えたダンツフレームを対抗とした。 以下、なんとなくライスシャワーの香りがするチアズブライトリー、来るまで買うぞテンザンセイザを押える。

【レース】 良馬場発表だが見た目より馬場は悪そう。道中マイネルデスポットが後続をやや引き離して逃げていた。 エアエミネムは中団やや前あたりで少し口を割っている。大丈夫か? ジャングルポケットはその後ろのあたり。ダンツフレームはなんと最後方。 かなりスローペースに見えるまま 2周目の 3角に入り 4角へ。 直線へ向いてもマイネルデスポットのリードは十分ある。 有力どころは外へ持ち出したが脚色はなんだか良く見えない。 おいおいおいおい、どうなってるんだ。このままじゃマイネルデスポットが菊花賞馬になっちゃうぞ(失礼)。 ようやくやってきたのは関東期待のマンハッタンカフェ。ゴール前でマイネルデスポットを交わして載冠となった。 3強はその 2頭の後ろになんとか滑り込んだ感じ。 力通り決まると思われた菊花賞であったが終わってみれば大荒れの結果となった。 いや、まいったまいった。


天皇賞・秋

枠順
2001.10.28 東京芝2000m 4歳上牡(指)定量 13頭 重
    7 10  (外) アグネスデジタル   牡4 58 四位   (4) 2:02.0
  ◎5  6  (市) テイエムオペラオー  牡5 58 和田   (1) 1
    2  2  (外) メイショウドトウ   牡5 58 安田康 (2) 2-1/2
    6  8      イブキガバメント   牡5 58 河内   (5) 3/4
    7 11 B    ダイワテキサス    牡8 58 柴田  (11) クビ
単 10   2,000円
複 10     390円, 6 120円, 2 130円
枠 5-7  1,780円
馬 6-10 2,790円
ワ 6-10   850円, 2-10 890円, 2-6 180円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ テイエムオペラオー (2)
○ ステイゴールド (7)
△ メイショウオウドウ (6)、ジョウテンブレーヴ (10)

◎テイエムオペラオー。宝塚記念ではメイショウドトウに破れ、前走京都大賞典ではステイゴールドに実質先着を許したとはいえ、 いずれも理由(不利と休み明け)があってのこと。 実力はやはり随一に違いないし、一叩きした効果も十分見込める。 短いと言われる 2000m戦でもその力を見せてくれるだろう。 ○ステイゴールド。 今春ドバイシーマクラシックを勝ったことといい、前走失格になったとはいえテイエムオペラオーに先着したことといい、 7歳にして完全に本格化。メイショウドトウも恐いがここでは武豊の手綱も加味してこちらを取る。 押さえはドトウではなくメイショウオウドウとマイルで実績のあるジョウテンブレーヴ

【レース】 逃げると思われていたサイレントハンターが大きく出遅れ、ハナに立ったのはなんとメイショウドトウ。 そしてその 2番手にテイエムオペラオー。意外な展開になったがオペラオーには絶好か。 レースは前半 1000m が 62.2秒の超スロー。 向こう上面でトレジャーがメイショウドトウに競りかける形でテイエムオペラオーは 4番手ぐらいに下がったが、 4角でまた上がっていく。よし、今回はそれほどズブさも見せないぞ。 直線に向き、さすがにメイショウドトウはつかまった。代わってオペラオーが楽な手ごたえで先頭に立つ。 最内を突いたステイゴールドも一瞬伸びるかに見えたがそこからさっぱり。 一方、テイエムオペラオーが直線で後続を突き放してよし勝ったと思った大外を、 前走南部杯を勝ってここに来たアグネスデジタルが一気の差し切り。45年ぶりのマル外天皇賞馬となった。 オペラオーは盾 4連覇の夢潰え、シンボリルドルフを超える G1 8勝目もおあずけ。 次走の JC はぜひがんばってもらいたい。


エリザベス女王杯

枠順
2001.11.11 京都芝2200m 3歳上牝(混指)定量 15頭 良
    7 13      トゥザヴィクトリー  牝5 56 武豊   (4) 2.11.2
  ◎2  2      ローズバド          牝3 54 横山典 (2) ハナ
  ○4  7 (父) ティコティコタック  牝4 56 武幸   (5) ハナ
  ▲6 11      レディパステル      牝3 54 蛯名   (3) クビ
  △1  1      テイエムオーシャン  牝3 54 本田   (1) クビ
単 13     590円
複 13     240円, 2 190円, 7 280円
枠 2-7  1,280円
馬 2-13 2,050円
ワ 2-13   830円, 7-13 1,070円, 2-7 940円
【レース前の見解】( ) 内は着順
◎ ローズバド (2)
○ ティコティコタック (3)
▲ レディパステル (4)
△ テイエムオーシャン (5)、マルカキャンディ (9)、タフネススター (7)
注 マイニングレディ (15)

◎ローズバド。オークス 2着、秋華賞 2着。このままでは女ステイゴールドになってしまう。 京都の直線は差し馬にはやや苦しいけど、なんとかなる。 ○ティコティコタック。直前まで ▲ の予定だったけど、エイトの朝追い情報で矢印が真上を向いていたので対抗に格上げ。 ▲レディパステル。オークスのワンツー再現も十分ありうる。 以下、距離微妙だが底力ピカ一のテイエムオーシャン、 差し馬有利の展開になった時のマルカキャンディタフネススター、 某主宰のお勧めマイニングレディまで。

【レース】 ドバイWC で 2着に逃げ粘ったトゥザビクトリーがなんと後方待機。 どうなっちゃってるのと思っていたら、なんと上がり 33.9秒の脚をくり出して差し切り勝ち。悲願の G1制覇。 さらにその後ろから追い込んできたローズバドがまたもやまたもやの 2着。 1〜5番人気の馬が 1〜5着までを占め、着差がハナハナクビクビというすごいレースだった。 歴史に残る名勝負と言っていいだろう。
それにしてもトゥザヴィクトリーさえいなければ、◎○▲△のパーフェクト予想だったのに...