キベリタテハ
![]() |
2009/8/26 長野県川上村 Nikon D200 Tamron 90mm F2.8
Macro 石や砂の上に止まっては翅を広げる。口吻を伸ばして何かを吸っているようだ。それにしても、この蝶のデザインは特徴的だ。ベルベットのような深い蝦茶の地色の周りに散りばめられた水色の斑点と金色の縁取りは、意表を突いた素晴らしさだ。金色の縁取りは飛んでいる時でも目立ち、すぐに本種とわかる。ヨーロッパでは普通に見られる種で、英語名は"Mourning Cloak"(喪用の外套)という少ししんみりとしたものだ。 |
![]() |
2009/8/26 長野県川上村 Nikon D200 Tamron 90mm F2.8
Macro 上の写真と同じ個体の翅裏。ヒドシチョウ属の翅裏は翅表とは全く違う色合いだが、本種の翅裏は黒々としていて、まるで墨を塗ったような風合いだ。翅を閉じている時は口吻を伸ばすことはないようだ。 |