キタテハ


 
夏型は黄土色が基調でやや地味な感じだ。しかし、こういう地味な蝶も近くでよく見ると微妙な諧調や模様には感心させられる。左の写真は
夏の朝、センニンソウにやってきたところ。右の写真は梅雨の頃、林縁の草に止まったところ。
(左:2006/8/27 東京都町田市、右:2009/6/12 神奈川県川崎市麻生区  共にNikon D200 Micro-Nikkor 105mm F2.8)
 

 

 
秋型は赤みが強くてなり、環境に溶け込んで越冬するのにいかにも適しているように見える。右の写真は、春になって越冬から覚めた個体だが厳しい冬を乗り越えた風情が伝わってくるように思う。
(左:2006/10/22 神奈川県横浜市緑区、右:2006/3/19 東京都町田市  共にNikon D200 Micro-Nikkor 105mm F2.8)
 



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