コツバメ

2006/3/25　神奈川県横浜市緑区　　Nikon D200 Micro-Nikkor 105mm F2.8 今年もコツバメの季節がやってきた。里山は、コツバメ、ミヤマセセリ、ツマキチョウが次々に現れて春になったことを 実感させてくれる。オスに比べてメスの翅裏は淡い色調で、褐色の濃淡の諧調が好ましい。翅を開くことは皆無なので、 翅表の色合いは飛んでいる時か、写真のように翅をスリスリする時しか見ることができないのが残念だ。

2008/3/23　神奈川県横浜市緑区　　Nikon D200 Tamron 90mm F2.8 Macro コツバメのオスのまともな写真を撮るために近所の里山に出かけた。歩き出してすぐに地面で日向ぼっこをする かわいい姿には巡り合ったものの、コツバメ目当てらしい大きな網を持った人が数人来ていて、発生していた個体は 殆ど採られてしまったようで、この１頭以外にはお目にかかれずさみしい限りだった。２年前には多くの個体が いたのだが・・・。僅かに残された自然では、大人の昆虫採集は禁止にしてはどうだろうか。