クジャクチョウ


 2009/8/26 山梨県北杜市  Nikon D200 Tamron 90mm F2.8 Macro

晩夏から初秋にかけての高原では常連の蝶だが、何時見ても艶やかで美しい。ヨーロッパでは普通種で英語名は日本と同じ"Peacock butterfly"(クジャクチョウ)だ。このくらい強烈なデザインだと、洋の東西を問わずこの蝶に対するイメージは同じになるのだろう。因みに学名には「芸者」という言葉が入っている。クジャクチョウと聞いていつも思い起こすのは、エーリヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」の最初の章に登場する作者が「ゴットフリート」と名付けたクジャクチョウだ。作者が「飛ぶ教室」の冬の場面を書き上げるためにツークシュピッツェの万年雪を望む麓の村で夏を過ごす場面である。



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