ルーミスシジミ


 2007/11/14 千葉県君津市  Nikon D200 Nikkor 300mm F4

開翅シーンを撮影するにはこの季節しかないということで、思い切って房総半島に出掛けた。と言ってもアクアラインを使えば川崎からあっけないくらいすぐに着いてしまう。ここぞと思う林道を歩き回ったが高い梢の先で気配はするものの下には降りて来ない。諦めかけたその時、ちらちらと近くに舞い降りた。翅表の青色には思わずため息が出た。



 2007/11/14 千葉県君津市  Nikon D200 Micro-Nikkor 105mm F2.8 (上の写真と同じ個体)

下に降りてきたのは、シロダモの花で吸蜜するためだったようだ。房総とは言え、内陸の渓谷では冬の気温は相当低く東京近郊より寒いくらいだ。越冬に備えて栄養をたっぷり補給しておく必要があるのだろう。それにしても6月頃からずっと成虫で過ごしている割には随分新鮮だ。活動が鈍いからかもしれない。



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