ミドリシジミ


 2006/6/12 神奈川県川崎市麻生区  Nikon D200 Micro-Nikkor 105mm F2.8

ミドリシジミの開翅を写すのはなかなか難しい。時刻、温度、湿度、日照の状態などが複雑に関係しているようだ。
この日は好条件が揃ったのか、複数の開翅する個体が見られた。オスの翅表が美しく輝く角度で撮影すると、この写真のように明るい青緑に写る。それはそれで綺麗だが、図鑑の写真のような深い緑色とは違う。



 2007/6/9 神奈川県川崎市麻生区  Nikon D200 Nikkor 300mm F4

このような角度だと、翅表全体は見えないものの深い緑色の輝きとなる。

 

 2006/6/12 神奈川県川崎市麻生区  Nikon D200 Micro-Nikkor 105mm F2.8

メスの模様は個体差があり、無地のO型、オレンジ色の模様のあるA型、ブルーの模様のあるB型、それにオレンジと
ブルーの両方を持つAB型の4タイプに分けられる。ということで、この写真はB型のようだが、ブルーの模様の外側に
微かにオレンジ色が出掛かっているように見える。



 
 O型 この型は多いが、蝶には失礼だがちょっと面白味がない  A型 この型はこの生息地では意外と少ない



 AB型 この型は大変美しいがとても珍しい 。



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