オオミドリシジミ  


 
 2011/6/15 神奈川県横浜市青葉区  Nikon D700 Tamron 90mm F2.8 Macro

久しぶりにオオミドリシジミの翅表を撮影する機会に恵まれた。谷戸を歩いていたら何故か田圃の向こうの栗の木が気になって、その近くに来てみたら、水色に輝く大きなシジミチョウが群生したフキの葉上を飛び回り、やがて葉上に止まり翅を開いた。葉の上に残る水を飲んでは歩き回り開翅するという行動を繰り返し、僅か1分ほどで高い梢に消えた。たまたまその時その場所に居合わせたという幸運の賜物。


 2009/6/7 神奈川県横浜市青葉区  Nikon D200 Nikkor 300mm F4

オオミドリシジミにはなかなか縁がなくて姿は見ることができてもオスの美しい翅表を撮影する機会がなかった。しかし、この日は何頭ものオオミドリシジミが卍飛行を繰り広げては比較的近い位置に止まってくれた。天気が良すぎて背景が暗くなりすぎてしまったのは残念だが、オオミドリシジミの青白いような特徴ある色合いは記録できたと思う。

 
 
 2009/6/6 神奈川県川崎市麻生区  Nikon D200 Nikkor 300mm F4

栗の花で無心に吸蜜している。こういう時にはまず開翅しないので、翅表を撮影するのはあきらめてすっきりとした色合いの翅裏を撮影することとした。他の種類に比べて地色が薄いグレーが特徴だ。

 
 
 2009/6/14 神奈川県川崎市麻生区  Nikon D200 Tamron 90mm F2.8 Macro

メスはオスに比べてぐっと地味でオスがほんの1週間ほどで姿を消してしまうのに対して、8月になっても見られることがある。昆虫の世界でもメスの方が長生きなようだ。



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