E.T.逆転への道のり


南場北家 配牌 七八5)6)11東西白発発中中 ドラ:4

2位とはいえトップとの差が大きく、3位との差もあるので浮きを狙う。
飜牌のみでは寒いので小三元・チャンタが目標。もしくは大三元。
まずは大胆に筒子に手をかける。すぐにかぶるが気にしない。
九索や北を引き、上家の凡氏からの発をポン。チャンタへ前進。

七八119西北白中中 発発発

他家から九萬が次々切られ、チャンタ目が薄くなる。
凡氏も九萬を落とすが、なぜかE.T.は鳴かない。
五索と一索を引き、混一色に手変わりする。
不幸なことに「しろやす」だったのですでに白が2枚切れ。
威嚇の意味も込めて白をあきらめない。
九索が重なり、手がどんどんやばくなっていく。

11199西北白中中 発発発

西をツモり北切り、凡氏から中ポン。やっと白を切る。
無警戒の凡氏はとどめに西を振り、2アシスト1ゴールの大活躍。

混老頭などという凶悪な決まり手は久しぶり。
3コマに手役の分類を研究していたのだが、刻子系の役は作りにくいが
とんでもない破壊力を持っている。
これでも逆転できないのは、1半荘目で凡氏が役満振った席に
3回続けて座らされたのが大きいのだろう。

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